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記事転載:「日本版CIA」、首相演説ネタや石破氏発言まで官邸へ

<朝日新聞>「日本版CIA」内閣情報調査室 選挙情勢・石破氏の非公開発言まで収集、安倍首相に報告 進む「私的機関」化 
http://www.asyura2.com/18/senkyo248/msg/404.html
投稿者 赤かぶ 日時 2018 年 7 月 28 日 17:55:16: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 
  






「日本版CIA」、首相演説ネタや石破氏発言まで官邸へ
https://digital.asahi.com/articles/ASL7S5QBKL7SUTFK023.html
2018年7月27日05時00分 朝日新聞 後段文字起こし

 
 首相に集まる情報の流れ

 20日午前。官邸で閣議などを終えた首相安倍晋三の執務室に、内閣情報官の北村滋が入った。毎週金曜日の定例報告。この日の面会は28分間だった。

 国内外の情報を収集・分析する内閣情報調査室(内調)のスタッフ約400人から集約した内容を首相に報告するのが役目。北村は警察庁出身で、第1次安倍政権で首相秘書官を務めた。民主党政権時代の2011年12月末に情報官となり、在任は6年7カ月。昨年の首相動静の登場回数が1位だったことは、安倍の信頼の厚さを物語る。

 北村に報告を上げる内調を米国の中央情報局になぞらえ、「日本版CIA」と呼ぶ人もいる。政府はホームページで「内閣の重要政策に関する情報を収集・分析して官邸に報告し、政策決定と遂行を支援する官邸直属の情報機関」と説明。「『情報』のうち重要なものは内閣情報官を通じて、適時適切に総理大臣をはじめとする官邸幹部に報告される」と記している。

「ご当地ネタ」も

 衆院解散の情報が駆け巡った昨年9月中旬。内調スタッフ20人弱が全国に散った。289小選挙区のうち1人あたり10~15区が担当区に割り振られた。訪問先では、与野党関係者や地元警察官らと食事を重ね、票の動向を探った。

 安倍は自民党総裁として行う街頭演説で、「ご当地ネタ」で聴衆を盛り上げる。「太麺やきそばっていうのがある」(埼玉)「お米のつや姫、ハワイに輸出できました」(山形)……。こうしたネタの中には、内調が集めたものがある。電話による内調独自の情勢調査の数字に分析を加え、ご当地ネタを盛り込んだ報告書は官邸に届く。

 あるスタッフは当初、「我々は政府職員。自民党スタッフではない」と疑問を持った。だが、歴代政権で内調が選挙の情報収集をしていたことを知り、「首相と総裁を明確には区別できない」と割り切って上司の指示に従っている。残っている10年以上前の報告書は1選挙区1枚。今では多い時でA4用紙30枚になる。

 内調の現在の関心事は9月の自民党総裁選。安倍の対立候補と目される元幹事長の石破茂の発言は、講演会など公式の発言に加え、非公開の場での発言も収集対象だ。政権幹部はその目的を「政権運営に本音を幅広く採り入れるため」と語るが、石破の出方が安倍には様々な形で報告されることになる。

首相個人と「公」境界あいまいに


党大会映像 ほぼ首相のPR


 3月の自民党大会の冒頭、約2分10秒の映像が流れた。各国首脳と握手する安倍。安倍とハイタッチして喜ぶ若者。安倍が全く出てこない13年の映像に比べると今年はほぼ全編、安倍個人の活動報告のようだ。

 党所属の都道府県議を集めた4月の研修会。憲法改正が主なテーマだったが、途中で党コンプライアンス室の弁護士が登場し、森友学園問題を追及する新聞記事を批判した。配布資料には、森友・加計問題の記事を「虚報」とした批判本があった。この問題で安倍と妻の昭恵への批判が党内でも上がっていた時期だ。

 首相と自民党総裁、そして政治家としての安倍という境目を切り分けることは難しい。だが、長期政権のもとで、その境界は一層、不鮮明になっている。

首相批判に反応

 国会の同意を得て首相が任命するNHK経営委員を務めた作家の百田尚樹は6月、加計学園問題で政権を批判した自民党筆頭副幹事長の小泉進次郎をツイッターで批判。ネット配信番組では「味方の親分を後ろから鉄砲で撃つようなやつ。大嫌い」と語った。

 安倍を支持する人たちは、安倍に批判的な言動をする人を「公」への批判者と捉える――。前文部科学次官の前川喜平をめぐる「騒動」は相似形だ。

 2月には、前川を招いた名古屋市の中学校の講演について、市教委に文部科学省から問い合わせがあった。当時の校長、上井靖が「まさか文科省から問い合わせがあるとは」と驚いた。

 資料を提供して説明したが、その後も詳細な経緯を問う質問がきた。背景には、安倍の出身である細田派所属議員による同省への照会があった。違和感を覚えた上井は「本当に文科省の本意だったのか」との疑問がぬぐえない。

 山口県下関市や広島市では、地元教委が前川の講演会に関する後援依頼を断った。広島県教委は理由を「政権批判を繰り返してきた前川氏が前面に出ており、中立ではない」としている。

 安倍本人の意図の有無とは無関係に、政府職員や自民党関係者が「安倍の私的機関」のスタッフかのように動くことは、一般社会にも影響を及ぼしつつある。=敬称略
(大久保貴裕、久保田一道)


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